介護業界の機能訓練指導員に必要な資格

機能訓練指導員として働くには?

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機能訓練指導員になる

介護施設で配置が必須とされている機能訓練指導員ですが、日常生活を送るために必要な機能を改善するための歩行練習や筋トレなどの支援が専門的な役割になります。リハビリを行ったりする仕事には理学療法士、作業療法士などがあります。介護施設で機能訓練指導員として仕事をするために必要な資格は5種類あり、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師となります。これらのいずれかの資格を有していることで、介護施設の機能訓練指導員として働くことができます。ではそれぞれの資格を取得する方法について紹介していきます。

理学療法士

理学療法士は国家資格であり、資格を取得するためには短大か専門学校、もしくは大学のいずれかで理学療法士の専門課程を修めて理学療法士国家試験に合格しなければなりません。理学療法士の受験には必要となる単位などもあるため、在学中に単位を取得しながら試験でも相応の成績が求められます。
理学療法士になるまでの期間は3年から4年を要し、国家試験の日程は毎年異なりますが、おおよそ2月の末から3月の頭となっています。

作業療法士

作業療法士になるためには理学療法士と同様に作業療法士養成課程のカリキュラムを組んでいる短大、専門学校、大学のいずれかで作業療法士の専門課程を修了する必要があります。
作業療法士になるまでに必要な期間は3年から4年になり、国家試験の日程も理学療法士と同様に2月の末から3月の頭のいずれかで行われています。

言語聴覚士

言語聴覚士になるためには養成カリキュラムを組んでいる短大、専門学校、大学で専門課程を修める必要があります。
言語聴覚士になるまでに必要な期間は2年から4年となっており、国家試験の日程は2月の中旬に行われています。

柔道整復師

柔道整復師の資格を取得するためには養成課程のカリキュラムを組んでいる短大、専門学校、大学に進学して養成課程を修める必要があります。国家試験を合格して晴れて柔道整復師の資格を取得できます。
柔道整復師になるために3年から4年必要となり、国家試験は毎年3月の頭に行われています。

あん摩マッサージ師

あん摩マッサージ師は資格を取得するための養成課程カリキュラムを組んでいる専門学校、大学で単位を取得して、国家試験に合格することで資格を取得できます。
あん摩マッサージ師の資格を取得するためには3年から4年を必要とし、国家試験の日程は2月末に行われています。

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