介護保険を扱うケアマネージャーになるために必要な試験

ケアマネージャーとして働くには?

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ケアマネージャーになるには

ケアマネージャーになることを考えれば必ず受験して合格しなければならない介護支援専門員実務研修受講試験があります。わかりやすく言うと、ケアマネージャーになるために受講しなければならない実務研修に参加するための試験を受けなければなりません。実務研修を受講するための試験となるので試験に合格して終わりではなく、試験に合格してから実務研修を修了して、レポートを作成して提出しなければなりません。これらの過程を経て都道府県から認められることでケアマネージャーの公的資格を取得することができます。

受験資格

介護支援専門員実務研修受講試験は誰しもが受けられるわけではなく、ある程度の経験をしている介護についての実務がある人に絞られます。具体的にその受験資格についてよく知っておきましょう。
まず法定資格を持つ場合は5年以上の介護施設等で働いた実務経験が必要となります。もしくは相談援助業務で5年以上の経験が必要です。法定資格を持たない場合は所定の施設で10年以上の実務経験が必要となります。これら3つのどれかの条件を満たすことで受験資格が与えられます。
法定資格とは社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士・医師・歯科医師・薬剤師・保健師・助産師・看護師・准看護師・理学療法士・作業療法士・視能訓練士・義肢装具士・歯科衛生士・言語聴覚士・あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師・栄養士になります。
相談援助業務とは障害者支援施設・デイサービス・老人福祉施設・共同生活介護施設・福祉事務所・ケースワーカー・医療機関などの施設が該当します。

試験内容

介護支援専門員実務研修受講試験では、介護支援分野からは介護保険制度の概要と制度の仕組みなどについて出題され、医療保険福祉分野からは医療知識や高齢者支援展開論など、介護支援分野と医療保険福祉分野の2つの分野から構成された全60問出題されます。試験内容は介護支援を行う上での専門知識が問われる内容になっています。
試験内容はとても専門性が高く、実務経験を持っていたとしても多くの勉強をする必要があるため、合格率は20%を切る難関の資格となっています。独学で勉強をして合格するということが難しいので、合格者はスクールが開催している講座を利用していることが多いようです。通学はもちろんですが、働きながら資格を目指すという人に向けて通信講座などを設けているところもあるので、自分のスタイルに合わせて試験勉強ができます。

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